エヌコグ&ヘバフィルセミナー | なつクリニック美容皮膚科・形成外科

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エヌコグ&ヘバフィルセミナー

週末は糸によるたるみ治療のセミナーで、朝から夕方までみっちりセミナーをはしごしました。あいにくその前日から風邪気味で、寒い会議室で長時間いたせいか、月曜には発熱してしまい、すっかりダウン気味です。カイロもって、ブランケットもっていくべきだったと大反省。

さて、セミナーは、午前中はエヌコグと新しい注入剤ヘバフィルを使用したたるみ治療のセミナーで、韓国からの先生がたと吉田由佳先生のご講演でした。当院でもエヌコグは多くの方に受けていただいて、私自身は手技の確認ができました。また若い方にも本数をそれほど制限せずに実施すると、やはりそれだけ結果もよくなりますし、エヌコグなど糸によるたるみ治療=スレッドリフト全体に言えることですが、実施後数週間より肌質がみるみるとよくなり、肌艶もよく、どれだけ若くても治療後には非常に綺麗になられています。ボリュームを出すという目的の糸「ダーマスプリング」については他メーカーさんも見比べもう少し検討したいと思います。

また今回聞きたかった「ヘバフィル」に関しては、これから他社さんの、自己組織を刺激して増やす、という趣旨の注射薬剤は他にも勉強会(製品発表会に近いですが)が控えていますので、そちらとも比べてみたいところです。

吉田由佳先生が日本では率先して試されていますので、長期結果を拝見させていただき、導入も検討していきたいと思います。

この1年は、ヒアルロン酸と、ある薬剤を混合して注入し、ヒアルロン酸が吸収されてなくなる頃には、その薬剤の作用で、コラーゲン生成が促進され、ボリュームが維持されるようなものが次々に出てくるのかもしれません。

何か「モノ」が入ることでそれに対しての副反応で皮下のボリュームを出していくという考え方です。

注入できる薬剤をヒアルロン酸と混ぜ、ヒアルロン酸でデザインし、短期的にはヒアルロン酸の結果が維持され、長期的には吸収過程でコラーゲン生成が促進されボリュームがでる、というのはこれからのトレンドになるのかもしれません。逆にその「混合する薬剤」の結果、しこりが出来たりしないか、不具合が起こらないかは長期結果は新しい薬剤に関してはありませんので、他の薬剤も含め、いろいろ見ていきたいと思います。

 

今日の体調もすぐれなかったので、本日久しぶりに高濃度ビタミンC点滴をうけました。日頃から受けていればいいのに、忙しさと時間のなさで自分へのケアを怠った結果、鼻声で皆様にご迷惑おかけしています。すみません。明日からは点滴ももっとまめにして、予防に力をいれなくては! 皆様もお気を付けくださいね。

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