ニキビ跡治療は・・・ - なつクリニック

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ニキビ跡治療は・・・

ニキビ跡治療の相談

ニキビ跡治療でご相談に来られる方のほとんどがエコツー(eCO2)レーザー治療をご希望で来院されます。

ニキビ跡といっても最近できたニキビの赤いニキビ跡から、長年改善しないクレーター、アイスピック状の傷あと、隆起したケロイド(正確には肥厚性瘢痕)様の傷あとなどさまざまです。

クレーター、アイスピック状のへこみの治療

今回はクレーターやアイスピック状の傷あとなど、へこんだ傷あとに関する治療のお話です。アンチエイジング治療が主な方には関係のないお話に思えるかもしれませんが、アンチエイジング治療として、たるみを改善したり、毛穴を縮小したりする目的の治療と根底にある考え方は共通ですので、参考までにお読みいただければと思います。

さて、へこんだニキビ跡。放置するだけでは待てども何年たっても改善しません。にっくき傷痕。

よく勉強されている患者様はフラクショナル炭酸ガスレーザーである「エコツー」を指定で来てくださいます。もちろんこのエコツーを開始していく前提でお話しするのですが、治療で得られる結果は、「ホップ、ステップ、ジャンプ」だと考えてください。

どういうことかというとまず2点。

スキンケアの見直し

1つ目は、それまでの過程というか、患者様がされている日頃されているスキンケア、無駄だと思った治療によっても結果は異なってきます。角質が厚く、オイリーな肌。角質がうすく、現在ニキビも何もない肌。同じような出力でフラクショナル炭酸ガスレーザーをあてても、ターゲットである真皮層への到達する深さは異なってきます。

「ディフェリンもピーリングも、トレチノインも効かなかった」と思っても、直前もそういった治療をされている方は無駄な角質層が厚みがありません。レーザーは真皮層にしっかりと到達します。

これらの治療も前処置もスキンケアもされていない肌は、それだけ角質層にも吸収されてしまいます。「だったら出力をあげればいいじゃないか」  そうなんですが、出力を上げれば上げるほど、深さだけではなく、同心円状に周囲への横向きの熱だまり、ダメージもふえてきます。その結果ダウンタイムが非常に長くなるため、そこまで出力をあげないようにするか、長いダウンタイムを我慢していただくか。

こういった肌の場合、ダウンタイムも短めで希望されて治療をする際、角質をいったんはがす効果はあっても、真皮深層までしっかり熱がとどいていないため、「思いのほかダウンタイムも短く、出血もせず、なんてことなかった」と感じますし、全体につるっとした印象にはなりますが、傷痕そのものはあまり縮小しませんので、2回目以降がエコツーの本領発揮、といった感じでしょうか。 であれば、高い治療費を払わなくても、ディフェリンなどで角質ケアを行い、一度目からしっかりレーザーの熱が深いところに届くことがコスト的にも有利だと思います。

そして2つ目。治療はホップステップジャンプです。

コラーゲン生成を活発にさせる

何かの刺激で、コラーゲン生成が活発になっているところに、さらに刺激をあたえることでよりコラーゲン生成を促します。ブースター効果。

「前にフラクセルをしたけど効きませんでした。5回もやりました。」こういった患者様が来られると、「じゃあ結果は期待できますよ!」とお話しします。フラクセルで治療を行い、(それが看護師さんが低出力で当てるようなものだったとしても)すくなからずコラーゲン生成が始まっているところに、へこんだ傷あとに対する治療として本来必要な、「アブレーティブな」治療を重ねてあげれば、初めてそういった治療を受ける方よりも確実に効果は高くなります。(アブレーティブな治療とは、皮膚に傷をつけてはがしていくような作用のある治療です)

同じように、

  • 日頃からケミカルピーリングを何度も受けている
  • トレチノインを日頃使用している
  • たるみ治療として高周波治療を複数回受けている

これらの治療で、「コラーゲン生成が活発になっている」状態で、さらにニキビ跡治療に効果の高い治療をしてあげることは、単体で行うよりはるかに効果がでるのです。

特定の効果の高い治療を受ける際、通常はダウンタイムも長め、治療費も高いものが多くなります。であれば、治療をうける肌そのものも、「効果の出やすい肌」にすべく、ベースは底上げしておくべきなのです。

ホップ:日頃の角質ケアや初回治療

ステップ:ダウンタイム短めの受けやすい治療、またはさらに効果の高い治療

ジャンプ:思い切った治療

ステップ、ジャンプの治療内容の順番はもちろん前後してOKです。こういう経過をへて、最終的に高い効果がでる、こういった順番でしか結果が出にくいということです。一度だけの治療ですべてを飛び越して、「ジャンプ」まで到達するのは難しく、可能であったとしても相当なダウンタイムと補助治療を伴います。

 

「ホップ・ステップ・ジャンプ」を実感しやすかった症例の一部です。

  • 他院でフラクセル複数回治療後に、当院でしっかりめのクリアアンドブリリアント(ソルタ社C&B)を受けられた方
  • エコツー複数回治療+クリアアンドブリリアント
  • エコツー+PRP
  • 長期トレチノイン+イントラセルまたはエコツー

ここでPRPや、イントラセルが登場しましたが、詳細は各ページをご覧いただくとして、現在の当院でのニキビ跡治療の一番のお勧めは、おそらくPRP(またはその他成長因子)+エコツー+イントラセルです。

ニキビ跡の形状、肌質によって若干かわりますし、ダウンタイムがどれくらい許容できるかでも内容は若干変わりますが、エコツー3回だけと比較して、これらを1回ずつであれば、確実に後者の方がダウンタイムも短いうえに効果が高いと思います。これらを同じ方の半顔で治療しハーフサイドテストできればいいのですが、ダウンタイムのある治療でなかなかそれ許されず、比較した写真を掲載できないのが申し訳ありません。

当院で治療を受けられるかどうかは別にして、今後ニキビ跡治療を考えらえている方がいらっしゃいましたら、ニキビ薬として使われている「ディフェリン」も、最近うけた「ケミカルピーリング」も、全くの無意味ではないのだと考えていただければと思います。(まあ1回ではほぼ意味はありませんが・・・)

アンチエイジング治療も同様のことが言えます。各種治療の相乗効果で、お互いがより効果を引き出せるのです。

ニキビ跡治療は、一筋縄ではいきませんが、ダウンタイムが短めの治療も併用して、より気軽に、高い効果を出せるよう努力しています。

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