綺麗になるためのヒアルロン酸注射 - なつクリニック

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綺麗になるためのヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射について勉強

もう2週間も前のことになりますが、4月25,26日は東京お台場で行われたアラガンアカデミー(Allergam Academy)に出席してきました。アラガンアカデミーとはジュビダームやボトックスなどの厚労省の承認品を販売しているアラガン社が、医師向けに技術、知識の習得、底上げを図るために開かれているセミナーで世界中で行われています。

ジュビダームやボトックスビスタが承認を得たことで日本での販売ができるため、医師が個人輸入という形を取らずに使用できるようになりました。簡単に使用できるようになったとは言いませんが、すそ野も広がりヒアルロン酸治療を行う医師も多いので、患者様としてはどんな医師に治療を受けるかは重要な選択だと思います。私も技術的なことをさらに磨くために、こういった機会には、もうすでに行っている治療でもなるべく出かけるようにしています。やはり世界で活躍される先生方の、素晴らしい考え方に触れると、自身の治療方法を顧みながらちょっとしたヒントがあったり、説明の仕方だけでも勉強になる部分があります。今回は世界中でこれらの講演をずっとされている先生方なので話もスライドも話題が豊富。日本では承認の関係で承認項目でない話はできない決まりになっているので、もっともっと豊富な経験、知識があるにも関わらず制限された内容でしかプレゼンを聞けないのが残念でした。

デマイオ先生のテクニック

Mauricio de Maio先生は、顎、中顔面、それぞれをブロック分けして、ヒアルロン酸で高くするべき部位を数字で明確に分類します。しわはその線だけを消すのではなく、たるみ・しわの原因である組織の委縮、欠損、下垂を改善して、元来あるべき位置、ボリュームを戻すという考えは大前提となります。Mauricio de Maio先生はいつも日本人(アジア人全体)の顎の治療の必要性を強調されます。日本では歯並びも欧米ほど重視されないですし、顎に対する意識が弱い。顎はしわが出来てから治療するのではなく、トータルバランスで考えたときに顎がアンバランスな場合が多く、これにこだわって治療するだけでとても洗練された顔になりますよ。目を大きくしたいとか鼻を小さくしたいとか、シミやしわは気になっても、もともと顎が小さいのに気付いていない人が多い。そこを洗練された顔立ちにしていくのに、顎はとっても重要。しわやたるみは気にならないけど美しさを追求したい方は是非顎にも目を向けてください。

バランスの取れた黄金比

Arther Swift先生は黄金比にこだわった治療。若さだけではなくバランスのとれた美しさの追求。話の中で面白いと思ったのが、しわを消すだけの治療に終始しないで、ということで患者さんの「このしわを埋めて~。このしわを消して~。」という暗示にかけられないようにというところ。スライド中に、サンダーバードにでも出てきそうな音楽とともに、渦巻きマークがモニター上にぐるぐるぐる・・・。あんたら医者まで暗示にかけられてそっちだけ治療することのないようにね、と。

例えばピカピカの新車。傷つけられたらめちゃくちゃ切れますよね。でも、10円傷と、思い切りぶつけた凹み。どっちが目立ちますか? 凹みが大問題で、10円傷の方が軽いですよね。顔も、立体で修正せずに線だけ治すのではだめなのです。Swift先生は、3Dで顔を見れるのは、絶対に本人以外。本人だけが、あなただけが2Dで自分の顔を見ているのですよ、と言っていました。そうなんです、自分だけが2Dで見るから、線が気になって仕方ない。でも周りは立体で捉えています。線だけ消したところで、全体が下がっていたら、意味がないんです。3面鏡でしょっちゅう自分の顔を側貌からチェックする人でもない限り、「法令線を消してください」とおっしゃいますが、根本を治さない限りは、アンチエイジングでもないし、美しい顔立ちに近づくための近道でもありません。法令線だけ消すのには4万円から5万円前後でできますが、ヒアルロン酸にしろ他の材料にしろ、線ではなく、面、立体での修正をしていきますので、材料は増えてしまうためにコストはややかかりますが、頬のたるみを解消すれば、おのずから法令線は浅くなります。法令線だけをを消す時代は終わった、と思います。そして、これらの3Dでバランスを考えた治療は、法令線が気になってきた世代だけではなく、あまりたるみなんてないんじゃない?と思うような20代、30代でも、ヒアルロン酸で治療できる部位は多く、アンチエイジングではなく、かわいく綺麗になるためのヒアルロン酸治療がありますので、気になる方はご相談ください。

ヒアルロン酸注射で目も大きくぱっちりと

そして今回は眉毛外側を美しく拳上するヒアルロン酸注入部位もピンポイントでどこに入れるべきか、どんな場合に有用かしっかり把握できましたので、さっそく私自身も行いました。若い方にも適応はあり目を大きく見せたり、他にも例えば上眼瞼の皮膚弛緩が強く、まぶたが重たい、という方にも。本来は手術の適応ですがどうしても嫌という方に。ボトックスを使って眉をあげる手法もありますが、すでにかなり眉をあげるくせがあり、かつ、瞼の皮膚弛緩があると、前額のボトックスをしっかり効かせてしまうと眉が下がりがちです。こういう方にはマイクロボトックスの手法で、眉を下垂させることなくシワの改善を行っていますが、かなり高齢の方で、上眼瞼の皮膚切除は絶対受けたくないという方にも、ボトックスを行いつつ、さらに眉外側の拳上をヒアルロン酸で簡単に改善できるのでおすすめです。

GW前後、半年や1年ぶりの方のヒアルロン酸リフトも多数来ていただきました。今回のようにヒアルロン酸だけで実施してもいいですし、しっかりと保持される高さと持続期間がほしい場合はレディエッセがお勧めです。

他の先生方はみんな記念撮影されていましたが、話してばっかりでまた写真を撮り忘れてしまい、記念撮影はなしで、またまた文字だけのブログになってしまいました・・・。

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