ハイドロキノン・トレチノイン外用 | なつクリニック美容皮膚科・形成外科

ハイドロキノン・トレチノイン外用 | なつクリニック美容皮膚科・形成外科 - なつクリニック/西宮北口駅前

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シミ、色素斑に有効な美白剤である「ハイドロキノン」、
しわやニキビの改善、色素斑に効果が期待できる「トレチノインクリーム」、しわや毛穴の改善に顔全体に塗布しやすい「CDトレチノイン美容液」を処方しています。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは強力なメラニン抑制作用のある美白剤です。この美白剤には、メラニン色素の生成を抑える効果があり、さらにはメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の数を少なくする作用があります。これからできるシミを予防し、さらに現在あるシミを薄くする働きもあります。そのため、一般的な美白剤として広く使用されてきました。しかし、医薬部外品で使用されるこれらの成分は、その濃度に限界があり市販の美白製品だけではなかなか目に見える効果は望めません。クリニックで処方するハイドロキノンの美白効果は、毎日継続して使用することにより徐々に効果が表れます。

*ハイドロキノンは稀にかぶれや赤みといった副作用を伴うことがありますので、目立たない部位で試されてからのご使用をお勧めいたします。

ルミキシル

医師が開発した次世代のスキンクリーム、ルミキシルは、スタンフォード大学の研究チームにより開発されたスキンブライオニング・クリームです。(医療機関専売品)

ルミキシルは、アミノ酸「ルミキシル・ペプチド(デカペプチド12)」から作られています。これが、肌のメラニン生成に関わるチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを防ぐことで美肌効果・肌の透明感・肌の輝き(ブライトニング)がアップします。

一般的に使用されている「ハイドロキノン」によるメラニン生成率が7%であるのに対して、同用量のルミキシルの場合40%の抑制作用があることが証明されています。

ハイドロキノンなどの化学物質はアレルギーを起こすこともあり、赤みが出て使用できないことがありますが、ルミキシルは非刺激性のため、敏感肌にも使用できます。

 毎日使用できるブライトニング剤

ルミキシルには皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせるエモリエント効果があります。

当院でも、ハイドロキノンが合わなかったという方や、全体的なくすみでお悩みの方にはオススメしております。レーザーやIPL後のお肌やトレチノインとの併用が可能です。

トレチノイン

トレチノインはビタミンAの誘導体で、米国FDAではシワやニキビの治療薬として認可されており、多くの患者様に皮膚の若返り薬として使用されています。
トレチノインの作用として余分な角質を除去し、皮膚のターンオーバーを早め、コーラーゲンの増殖を図ります。また、皮脂の過剰分泌がある場合は皮脂腺の活動を調整し、抑制する効果もあります。したがって、使い続けることで、しわ、たるみが改善され、美肌効果がありますし、にきびを改善し、ニキビ跡にも効果があります。

当院では、トレチノインの副作用(赤み、かゆみ、皮膚の皮剥けなど)を軽減するために開発されたCDトレチノインという低刺激トレチノイン美容液を顔全体用におすすめしています。また、スポットで使用する場合には高濃度のトレチノインも各種(濃度により4種)ご用意しております。

CDトレチノインとは?

大阪大学美容医療学寄附講座と薬品会社との共同研究から開発されたトレチノインで、シクロデキストリン(環状オリゴ糖のこと。シクロデキストリンは、様々な物質と複合体を形成し、物質の安定性や溶解性の向上および徐放効果(長期間薬剤の効果を発揮させる働き)を高めたりする性質があり、食品や化学品などにも幅広く応用されている)で包接(ほうせつ)(性質の異なる2つの物質の複合体を作る働きのこと)したトレチノインのことを指します。この「シクロデキストリン包接トレチノイン」=略してCDトレチノインは、従来のトレチノインよりも低刺激で、副作用の軽減が図れることがから効率的に持続的にトレチノイン治療が可能であると考えられます。

CDトレチノイン美容液の特徴

低刺激トレチノインの特性をいかすため、顔全体や、頬全体等広範囲に塗りやすいように、当院ではクリームではなく、美容液をベースに調合したものを処方させていただいております。この美容液は、メラニン合成阻害、ヒアルロンサン酸性促進、角質ターンオーバーの改善などの美容効果をもつ成分 「αーグルコシルグリセロール」を1.4%も含むエッセンスがベースになっています。単純なクリームや水性ジェルにトレチノインを溶かしただけのトレチノインクリームと異なり、美容液をベースに、CDトレチノインの効果を持たせています。

トレチノインの効果

① 肌のターンオーバーが促進されることにより、毛穴が詰まりにくくなり今できているニキビを治していきます。また、ニキビ予防にもなります。
② 表皮層の細胞に影響を与えコラーゲンの産生を促進させ、肌の弾力を保ちます。よって、シワの改善効果も認められます。
③ ターンオーバーの促進により、表皮内にあるメラニン色素(いわゆる、シミ)は皮膚の深いところから浅いところへ早く排出されます。また、メラニン色素の増加を防ぎ皮膚の色調を改善していきます。また、ハイドロキノンを併用することで、さらなるシミの改善が期待できます。

CDトレチノインの使用方法、使用感など詳しくはトレチノイン日記をご覧ください。こちらに実際の使用経験に応じて記載されております!

トレチノインの注意点、副作用

  • トレチノインを使用すると肌荒れ・赤み・かさつき等の症状を伴う事がありますが、保湿をしていくことで緩和されますので、化粧水で水分を十分に補給し、クリームでしっかりと保湿してください。トレチノインのターンオーバー促進効果のピーク時には、保存料をたくさん含む市販化粧品や刺激性のある化粧品などは、しみやすくなるため、「しみる、赤くなる」などの症状が強い方は、トレチノイン使用頻度を減らすかスキンケア用品をご相談ください。
  • 当院のお勧めのスキンケア商品はAPPS+E(APP+TPNa)ローションノブバリアコンセントレイトです
  • 使用中は必ず日焼け止めをご使用ください。
  • 赤みや皮膚がめくれてくることはトレチノインの作用ですが、まれに 発赤、かゆみ、皮膚炎などを生じることがあります。

料金表

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