2008年09月25日 にきびの特効薬(ディフェリンゲル) ついに出ます!
やっと、出ます!!
当院でも、にきび治療にはトレチノインクリームを処方していますが、トレチノインなどの外用薬は自費薬となり、また使用する過程での随伴症状を説明しますと、躊躇される方がいるのは否めませんでした。
トレチノインの治療効果は明らかで、にきびに悩む多くの患者さんに使っていただきたいお薬です。がしかし、自費薬であるという時点で、せっかく使用法も副作用も説明を聞いても、最後にやはり躊躇してしまっては、また別なアプローチでこつこつと治す方法を練り直すしかありません。
しかし ディファレンがでたことで、そのような患者さんに、その他の多くの薬と同様に、患者さま本人はコストをあまり意識されることなく、つかっていただけるようになるのです。
ディフェリンはレチノイド作用をもちます。したがって、使用上の注意点は、トレチノインクリームを使用する際と同様です。
それらはニキビの改善とともに伴って出てくるものなので上手にスキンケアをする必要があります。したがってこれらを理解してもらえない場合には、にきびだからといって何でもかんでもディフェリン(ディファレン)を処方するのは難しいでしょう。
ただし、レチノイン酸そのものは、効果の高さに伴い、皮膚が赤くなるといった副作用や、使用者によって効果に差が出てしまう、といったことが多いのですが、アダパレンは皮膚を赤くする副次効果は弱く、ニキビへの治療効果が高い点が やや使いやすいポイントとなります。
(ただし、ディフェリンは0.1%のゲルのみの発売となるので、より高濃度のものを使用したい場合には従来通り、トレチノインクリームを使用した方が良い場合もあります。)
この度、やっと薬価収載され、発売にむけて動いています。発売時期はたびたびずれこんでおり、まだ正確な日程はおしらせできませんが、ニキビになやんでいらっしゃる患者さまは、ぜひお問い合わせください。ただし、それに伴うスキンケアが非常に重要であることはお忘れなく。
(ガルデルマ株式会社と塩野義製薬株式会社の両社によるコ・プロモーションを展開し、発売より8年間は、塩野義製薬が同剤の独占販売となるそうです。)
(注) 名称が文中にもいろいろ出てきますが、成分がアダパレン、販売名がディフェリンゲル、となります。日本で認可が下りるまでに海外のDifferin に慣れ親しんでいる医師などの間では 今までは「ディファレン」と発音していたことが多いのですが、この度 日本での販売名称は「ディフェリン」となりました。私は「ディファレン」派だったので、まだまだディフェリンと発音するのは慣れませんね。ややこしくてすみません。
- by natsu-clinic
- at 19:20
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