保険診療について

いよいよ4月もあと少し。もうすぐゴールデンウィークですので、みなさんどこかにお出かけされることでしょう。
 
今年は、飛び石連休のため、最低4連休、長い休暇をとる会社で10日ほどですが、全体の5%ほどしかないそうです。
 
病院はというと、病院で10日間連続で閉めるなんてとんでもないので、カレンダー通り、といったところです。が、しかし、29日の祝日は医院はオープンしております。

さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、当院のホームページは、保険診療に関するボリュームが自費診療部分に対して少なくなっております。これは決して、医院での治療内容が保険診療の割合が小さいということではないのです。

 
保険診療というのは、ある疾患の診断・治療にかかる費用の何割かを保険者がその支払いを負担するわけですが、ある疾患に対してのスタンダードな治療というのは大体決まっています。そしてその疾患名に対して該当しない治療や検査をしても、保険者から妥当と認められないため、保険機構からの支払いが認められないということになります。それでは、その妥当と認められた治療だけでよくならない場合どうすればいいのか、
そこが自費診療で行わざるを得ないのですが、このことの是非について書き始めると壮大なテーマになるので、今回はこらえて、なつクリニックのサイトに保険診療部分の記事が少ないことについてに戻りましょう。
 

保険診療を行う皮膚科に対して、患者としての行動を考えたときに、多くの場合は、近所にある皮膚科に向かいます。生活圏内の皮膚科医院です。 そこに検索キーワードをマッチングさせるという能動的行為は伴いません。

したがって、既存の皮膚科医院で、スタンダードな治療を行う限りは、サイトの重要性というのは低くなります。 もし検索するという能動的な行為を通してアクセスしても、診療内容が保険適応である(=一般的な治療であるとも言い換えられます)限りは、たとえばWikipediaなどで調べることで、かなりの情報が得られます。

 
ですから、サイトであえて情報発信する必要があるのは、保険適応であっても独自のもの(適応がある時点で独自性がある可能性はかなり低くなりますが)、もしくはよどほのこだわりのあるものか、特殊なもの(自費診療といいかえられるでしょう)、または一般的な情報としてあふれていない分野の、正確な情報を伝えるために、ということになります。
 
これらにあたる部分は、サイトの立ち上げ当初は製作ページ数の制限などから、掲載できなかった範囲であり、診療内容のうち、「疾患に対する治療」に重きを置いていないということでは決してありません。
そして今後記事を充実させる必要を感じています。
 
これらのうち、特に、「形成外科」という世間での認知度が低い分野に関しては、やはり保険か自費かということは別にして正確な情報を伝えていかねばならないと思っています。
 
 
私が「なつクリニック皮膚科・形成外科」のホームページの製作過程で見つけた興味深いサイトがあります。もう何年も前のサイトで、現在はそのサイトの開設者である先生が亡くなられているため、更新は止まっていますが、その「ホームページの目的」に書かれていることが、同じビジョンを持って書かれていると思います。新しい治療にとって替わられる部分もありますが、普遍的な部分もあり、形成外科分野に関して知るには、非常にわかりやすいサイトであると思います。(いまどきのサイトと異なり、がちゃがちゃとデザインがない分、文字に集中できるのかもしれませんね・・・) 
 
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